数霊システム & 波動カウンセリング

◇続・数霊の法則 その12/太陽のテンポと月のテンポ

会報誌 『I.H.M. WORLD』
2014年4月号 掲載

 私の著書『数霊の法則』や『続・数霊の法則 宇宙の流れに乗る生き方』をお読みいただいた方はご存じだと思いますが、私は昔あがり症で人見知りの性格でした。大勢の人の前に出てお話しをすることができませんでした。そのような自分の性格が嫌いで、何とかして変えたいと思っていました。でも、人の性格は簡単に変えられるものではありません。いつも人前で何か発表するときには心臓がドキドキして、頭の中が真っ白になっていたのです。
 今思い返すと、その当時の自分が懐かしく思えるくらい、現在の自分は大勢の人の前に出ても冷静に(時にはおやじギャグを言いながら)お話しをすることができるようになりました。

 なぜ、私は自分の性格を変えることができたのでしょうか? それは、潜在意識の中に持っている情報が変ったからなのです。最近では地方でセミナーを開催する機会もかなり増えてきましたが、他の講師の方とコラボでお話をすることもあります。特に月のテンポ116で有名な(株)ビュージックの片岡由季さんと一緒にセミナーをさせていただく機会が増えてきました。(株)ビュージックは故片岡慎介さんが設立された会社であり、片岡さんは月のテンポ116を発見され、作曲に生かして活動をされていたのですが、残念ながらお亡くなりになられました。そして、その後を娘さんである由季さんが継がれて、現在は精力的な活動をされています。

ミロクの魔方陣から誕生した曲「ムーン・ラプソティ」

 その片岡由季さんと私が、なぜコラボセミナーを行っているのかと言いますと、生前に片岡慎介さんが当社のホームページをご覧になり、そこで紹介されていたミロクの魔方陣を見つけて連絡をいただいたのです。その頃の片岡慎介さんは、月のテンポ116を使ってたくさんの曲を作っていましたが、あるセミナー会場で参加されていたお客様から、ぜひミロクの曲を作って世に出してほしいと言われたそうです。その後いろいろ調べた結果、ミロクの魔方陣を見つけてそこに楽譜を当てはめながら、月のテンポ116で作曲をされたのです。そのような曲が完成した時だったので、当社のホームページをご覧になり、親近感を抱かれたのだと思います。

 (株)ビュージックを継がれた娘の由季さんは、月のテンポ116のことを何も知らないまま社長に就任されて、そこから勉強を始めたそうなのですが、数多くある曲の中でミロクの魔方陣を使った「ムーン・ラブソディ」は、特にその中に込められている意味を理解するのが難しく、難解な曲だったのでしょう。あるきっかけがあり、私とコラボセミナーを行うことになったのですが、私が話をする「数霊の法則」の説明を聞いて、初めてそこに込められていた意味を理解することが出来たようです。その後、一緒にセミナーを行っていますが、由季さんの話すテンポ116の説明を聞いていると、今度は私がその意味を深く理解することが出来るようになってきました。そして、月のテンポ116とは、聞いている人の潜在意識に働きかける効果があることを理解することができたのです。

太陽のテンポと月のテンポは「陰陽」の関係

 片岡慎介さんが書かれた本を読んでみますと、太陽のテンポと月のテンポについてこのように説明されています。

(太陽の1日)24時間÷(月の1日)24 .8時間=0.967
60(1分間は60秒)×0.967=58.02(月のテンポ)
 太陽の速さを“1”とした場合、月の速さは1日に24 .8時間なので少し太陽より遅く“0.967”になり、振り子時計のように振り子が左右に動くカウントを2とした場合、1分間に120をカウントする。
 そこで、太陽がテンポ120の場合、月はテンポ116となる。

 この宇宙はすべてが相対的に成り立っていますので、視点を変えることであらゆるところに相対的な関係を見つけることができます。この太陽と月のテンポも相対的な関係と言えるでしょう。     
 このように、あらゆる視点において相対的な関係が存在しており、今までの時代においては“陽”の情報が主体となって表れていましたが、これからの時代は“陰”の情報が主体となった時代へと移行して行くのでしょう。

「数霊セラピーシステム」や「数霊セラピーウォーター」など、数霊の法則を活用した波動技術は人の潜在意識に働きかける力があります。
 そして、今回このように詳しく調べてみることで、月のテンポ116を活用して作った音楽も聞く人の潜在意識に働きかける効果があることを理解できたのです。技法は違っていても同じ目的で開発された技術であったということです。

 ヒーリングミュージックと呼ばれている曲は数多くありますが、それらのほとんどはリラックス効果を目的としているものです。月のテンポ116の場合は、そのようなヒーリングミュージックとは違っており、その曲を聞いている人がどういう状態にあるのかによって、リラックスできたり、集中力を発揮できたり、インスピレーションを得たり、深い眠りに入れたり、様々な効果があるようです。そして、これらの技法を上手に活用することで、潜在意識の中に持っている情報を活性化して、眠っている能力をスムーズに発揮することが出来るようになるのです。

 生前、片岡慎介さんが突然私の事務所に電話をかけてこられて、「ミロクの曲が完成しましたので是非聞いてください」とおっしゃったのです。なぜ、面識のない私に突然電話をかけてこられたのでしょうか? そして、そのご縁から後を継がれた由季さんとのコラボセミナーが実現して、月のテンポ116に関して詳しく勉強させていただく機会を得ることができました。

 同じヒーリングそしてスピリチュアルの分野ですが、波動測定とは全く違う技術ですのであまりつながりは無いと思っていたのですが、深く理解してくるとそれぞれの技術は、まったく同じ領域に働きかけながら、同じ目的に向かって活用していることが解ってきました。月のテンポ116も日本発のオリジナル技術ですので、これから世界に向けて広がって行くように協力していきたいと思っています。

ムーン・ラブソディ/絶対テンポ116シリーズ の詳細はこちらからご覧になれます。

◇ドルフィン通信

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