数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ
“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。
2012年4月号 掲載
意志と責任
波動カウンセリングの仕事をしていると、測定中は瞑想をしているのと同じような意識の状態になるのか、自分が感じている疑問や質問
に対する答えが、ふと頭の中に湧いてきたりすることが度々あります。
そして、過去世で勉強したり経験した潜在意識の中に記憶している情報が、だんだんと顕在意識で認識できるようになってくるようです。
また、夜寝ているときに見る夢でも、情報を受け取ることが度々起きてきます。
このようなことを体験していると、今自分が行っている仕事は、クライアントさんのために行っているのではあるけれど、同時に自分自身が覚醒して進化するために行っていることでもあると実感するのです。
夢は霊界からのメッセージ
私の著書の中にも夜みた夢の中で、いろいろなメッセージを受け取ったお話を書いています。
その当時は、なぜそのような夢を見たのかわからず、ただ不思議に思っていましたが、今振り返ってみますと見るべくして見たのだということが解ってきます。
波動の基本法則は共鳴現象ですから、自分が何かを知りたいと思って、そのエネルギーを発信していれば、共鳴現象によって答えを引き寄せることができるのです。
表現を変えれば、答えを知りたいと思っていた自分に、霊界の存在たちがその答えを教えてくれたと言った方が、人間味があるかもしれません。
先月号の取材記事「KTS‐PROの開発者に聞く」の文章中で、最後のところに「数霊と言霊が合わさると神を表しているんです」と書きましたが、その情報も寝ている時、夢うつつの意識の中で受け取った情報です。
この言葉の意味は、額面通りにしか受け止められない人には、「へぇ~そうなんだ」くらいで終わってしまうでしょうが、もっと深い本質が解る人にとっては、「まさにその通り!」と手を打ちたくなるような情報だと思います。
神の文字の左側にある示すへんは、宇宙の法則を意味しており、その法則が正しい方向性を示すという意味があるようです。
つまり宇宙の設計図を目の前に広げて見ている状態を意味します。
そして、神の文字の右側にある申の字は、言葉にして発するという意味ですが、何を発するのでしょうか?
それは、自分の思いや意志を発信するということだと思います。
宇宙の法則に従った方向性で、自分の思いや意志を言葉にして発する時に、神の手助け(サポート)が入るということなのでしょう。
人の身体で言えば、DNAが設計図であり、その法則に従って実際に身体に必要なアミノ酸を作るのはRNAになります。
もっと分かりやすく説明すると、家を建てる時には設計図が必要ですが、その設計図に従って実際に家を建てるのは大工さんが建てるのです。
私が夢の中で受け取った情報は、波動測定の仕事を通じて世の中に貢献したいという、宇宙の法則に従った純粋な思いがあり、そして見
つからないその答えを教えてほしいと自分の意志で発信していたのです。
そして、その答えを神様(霊界の存在)から受け取ることができたのだと思います。
聖書の中に「求めよさらば与えられん」との文言がありますが、まず自分の意志で求めなければ与えてもらえないのが宇宙の法則のようです。
言霊変換機能がついた「KTS‐Ver.4」
宇宙の法則に従って、数字で表示された波動コードを転写して行く、数霊セラピーシステムですが、この装置で測定を行っても数字のコードしか表示されないのです。
測定を受けた多くの方が「パーソナルコードと表示されている、そのコードの意味を教えてください」とおっしゃるのですが、残念ながら
私にも解りません。
確かに私たちは、普段の生活の中で言葉を使ってコミュニケーションを取り、文字を使って情報伝達を行っています。
だから、波動の測定を受けた時に表示されるのが数字だけでは満足できないのはよく解ります。
そこで、みなさまの満足度を上げるために今回バージョンアップを行い、言霊入力画面を作りました。
その画面にはまず、神社の鳥居が表れます。
神社の名前を、言霊数霊(ことたまかずたま)神社といいます。
さらに画面が進むと、本殿の画面になり自分の名前などのデータを入力した後に、願い事を入力してゆくのです。
最後に変換ボタンを押すと、入力した願い事の言霊が、波動コードの数霊に変換されるのです。
その変換された数霊の波動コードを使って測定を行い、願い事を叶えるための波動コードを抽出するようになっています。
何と、波動測定器はついに、言葉の文字を入れてその願い事を叶えるための波動水を作ることができる時代になってきたのです!
意志と責任の重要性
私は、最も大切な情報としてセミナーの最後に、「自分の意志と責任を持って人生を送ってください」とお伝えしています。
なぜならば、宇宙の法則に沿った方向へ、意志と責任を持って行動を起こした時には、マイナスのカルマがスムーズに解消されるようになっているからなのです。
そして、そのような生き方こそが、私たちが生まれてきた目的を達成する生き方だと思うのです。
数年前に競泳界で、レーザーレーサーなる水着を着用した選手が、次々に世界新記録を出して話題になりました。
その時期に、国内予選会で北島康介選手が、レース前着用していたTシャツに「泳ぐのは僕だ」と書いてパフォーマンスを行っていました。
競泳の主役は選手であり、水着では無いと言いたかったのでしょう。
私たちも自分の人生の主役は自分なのです、
波動測定器や波動水が主役ではないのです。
波動カウンセリングを受けに見えられるクライアントさんの中で、インターネットから自分の意志でサイトを探し申込みされた方の場合、波動水を飲むと驚くほどの変化があります。
ところが、自分の意志ではなくて、親に連れられて来たとか、奥さんや旦那さんに連れられて来た方の場合、残念ながらあまり変化を感じられない方がいます。
病気や問題は、それを抱えている本人が自ら解決してゆくしかないのです。
私たちが作っている波動水は、その人の意志をサポートする水なのです。
つまり、主役が誰なのかということをしっかりと認識する必要があるのです。
以前この会報誌でも紹介された、映画監督をされている白鳥哲さんは、脳腫瘍になった時に当社で波動カウンセリングを受けられて、波動水を飲みながら病を克服されました。
その時の主役は、間違いなく白鳥哲さんでした。
波動水や波動オペレーターはあくまで脇役でした。
今地球に生きているすべての人が、そのことをしっかりと理解した上で、自分の人生の主役を演じていただければと願っております。