数霊システム & 波動カウンセリング

◇波動で人生にミラクルを![ 5 ]

数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ

“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。

機関誌 『I.H.M. WORLD』
2011年10月号 掲載

「数霊の法則」は相対的世界を生きるための智慧

数霊マイスターのエッセイと銘打っていますので、そろそろ数霊の真髄についてお話をさせていただこうかと思います。
数霊(かずたま)という言葉は、まだまだ一般的ではなく、その言葉さえ知らない人は世の中にまだ大勢いるようです。
本を読んだ方から、私のところに問い合わせの電話を戴くことも多いのですが、数霊をスウレイと読む人が多いので、少し寂しさを感じていたりします(笑)。

数霊の法則をひと言で説明すれば、それは「宇宙の相対的な法則を数で表したもの」であります。
相対的な法則というと、まず思い浮かぶのが、アインシュタイン博士の相対性理論です。
名前は聞いたことがあるが、内容は知らないという方がほとんどではないでしょうか? 

実は私もつい最近まで知りませんでした。セミナーの講師をしている立場上、このままではいけないと思い、そこで科学雑誌『Newton』で、相対性理論の特集号が発売された時に買って読んでみました。
その表紙には「相対性理論、みるみる理解できる82ページ、特殊相対性理論も一般相対性理論も実は難しくなかった!」とキャッチコピーがありましたので、私にも理解できるだろうと思いながら読んでみたのです。
実際、簡単な文章で説明されているのですが、その説明されている内容を理解するのが難しいのです。
どれだけ、自分の頭の中で正確にイメージできるか、そして感覚としてとらえることができるかによって、理解の度合いが違うように感じました。
波動に興味のある方は、ぜひ一度は読んでみて戴きたいです。

相対性理論とニュートン力学の違いとは?

相対性理論が誕生する以前は、ニュートン力学が物理学の中心でした。
ニュートン力学を用いて計算すれば、地球上で起こるすべての物理現象を証明することができたのです。
ところが、地球の外つまり宇宙空間においては、ニュートン力学では証明できない現象が生じることが解り始めました。
そこで登場したのが相対性理論なのです。

科学雑誌『Newton』で、相対性理論の特集を組んでいるところが、何ともいえず愉快なことのように思えます。
簡単に説明すると、ニュートン力学においては地球という絶対軸があることを前提にした理論なのです。
だから、地球の外に出てしまうとその理論は通用しなくなるのです。
それに対して、相対性理論は絶対軸を必要としない理論なのです。

ですから、宇宙空間に出て行っても、そこで生じる物理現象を計算式で導き出すことができるのです。
この2つの理論は、もっと簡単に説明すれば三次元の法則と四次元の法則と言えるのかもしれません。
身体と心の世界のようなものです。

たとえば、駅のプラットホームに自分の乗っている電車が止まっています。
そして、反対側のホームにも電車が止まっています。
発車時刻が来て、反対のホームに止まっていた電車が発車した時に、その電車を見ていると、自分の乗った電車が動き出したように勘違いすることが良くあると思います。
反対側の電車が動いているのか、自分の乗った電車が動いているのか解らない時に、ふと、駅のホームに目をやると、「な~んだ、動いていたのは反対側の電車だったのか」と気付くのです。

駅のホームを見た時に、動いている電車がどちらの電車なのか解るのは、ホームが絶対基準になっているからなのです。
つまり、絶対に変わらないすべての人にとっての基準なのです。
その基準に照らし合わせて物事を捉えると、生じている現象がはっきりしてくるのです。
つまり、そこに生じている現象はすべての人に共通している三次元の現象なのです。

ところが、あなたが銀河鉄道999に乗っていたとします。
何もない宇宙空間で2台の電車が平行に止まっていました。
しばらくすると、発車の合図が鳴り電車が動き始めました。
自分の乗っている電車が動き出したように感じるのだけど、もしかして反対側の電車が動いているのかなあ? と感じることもあると思います。
そこには、駅のプラットホームはありません。絶対基準は無いのです。
そのような状況の場合、どちらの電車が動いているのかは解りません。
お互いの電車がすれ違っている状況が生じているだけなのです。

波動や潜在意識を理解するには四次元を知る

絶対基準があるのが三次元であり、すべての人が共通認識できる世界なのです。
絶対基準が無いのが四次元であり、一人ひとりの捉え方は相対的になりますので、どっちの電車が動いているのかは、その人によって違ってくるのです。
それは、身体で感じることと、心で感じることの違いにも例えることができるように思います。

私のセミナーでこの電車の説明をする時に、銀河鉄道999にメ―テルが乗っていました。
反対側の電車に乗っている哲郎に手を振りながら、「哲郎わたしがメーテル(見えてる)?」とおやじギャグを言ったところ、その瞬間に場がシーンと静まりかえったので、それ以降このギャグを使うのは封印しました。
読者のみなさんはドン引きしないでくださいね(笑)。

さて、この四次元における相対的な物事のとらえ方は、今まで三次元世界だけを中心にして生きて来た人にとっては、そのとらえ方を感覚的につかむのが難しいかもしれませんが、波動や心の世界、潜在意識などといろんな言葉で紹介されている世界を理解して行くためには、是非四次元の相対的な世界のとらえ方を習得していただきたいと思います。
それが最終的には、いわゆるアセンションにつながることになるのではないかと思います。

私たちが生きているこの世界は、すべてが相対的に出来ているということを理解出来ると、目に見える物や感じるエネルギー、心の中から湧いてくる感情など、すべてのエネルギーが相対的になっていることが解ってきます。
その相対性を表したのが陰陽論であり、同紙における「よろず波動相談室・そうだ、あきぃに聞こう!」において読者の皆さんの相談にお答えしている「あきぃ」さんも、占いの基本として陰陽論を活用しているそうなのです。

宇宙の真理はひとつですから、それが本物ならばどのような分野においても、すべてはひとつに繋がってくるのですね。

◇ドルフィン通信

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