数霊システム & 波動カウンセリング

◇続・数霊の法則 その11/波動測定器に依存している?

会報誌 『I.H.M. WORLD』
2014年3月号 掲載

 毎月、IHMスマイルが主催している「HADO KAIZEN講座」には多くの方に参加していただいております。毎回、その人数が増えていることからも、その内容が今の世の中の人たちに求められている情報であることが分かります。実際に2日間の講座では、波動測定器を操作していただき、新たな経験を積み、深遠な知識を得ていただく場を提供させていただいております。

 また、1日目の講座終了後の懇親会では、全員で交流を深めフランクに色々なお話が出来る場になっていますが、同じ考え方や同じ価値観を持っている人たちとお話しできることが、どれだけ楽しくて幸福感を味わえる時間であるかを毎回しみじみと実感しています。さらに、懇親会終了後はナイトサイエンスの時間になり、次のお店に梯子することも度々(笑)。歴史は夜作られるという格言がありますが、波動も夜作られる…のでしょう。

ツールを有効活用することは依存に非ず

 さて、前回の講座の後のナイトサイエンスの場に参加されていた某W女史からこんなお話がありました。この方は、「HADO KAIZEN講座」にリピーターで参加してくださっていて、「アストレア」と「KTS」を購入されたユーザーさんです。「波動機器を購入して毎日使っており、自分の娘にも波動水を作ってあげたくて、測定させてとお願いしたけれど断られてしまいました。

 そして、娘から、そういう物に依存するのは止めた方がいいんじゃない? と言われたのです」とのこと。この事に何も反論ができなかったそうなのです。そして、我々だったらどうするかという意見を求められ、私もしばし考えていました、どこに問題があるのだろうと。そして、その答えが見つかりました。それは、先月号の連載エッセイにも書きましたが、自立と依存の違いなのでした。

 たとえば、そのW女史の娘さんがディズニーランドで友達と待ち合わせをして遊びに行く時に、家から待ち合わせ場所まではかなり遠い距離があって電車か車で行かなければ約束の時間までに着くのが難しいとします。目的地まで電車で向かおうとしたときに、「電車なんかに依存するのは止めた方がいいよ、自分の足で歩いて行きなさい」と言われたらどうでしょう? きっと「電車に依存なんかしていないわ、有効に活用しているだけよ」と答えるでしょう。

 確かにその通りで、電車を使えば1時間で行ける距離を、徒歩では半日かかってしまいます。両足は鉛のように重くなり、体全体が疲労困憊し、ディズニーランドを楽しむどころでないですし、それよりも、友達との約束に間に合わず迷惑をかけてしまうでしょう。約束の場所に効率よく移動するために電車を有効活用することは、依存でも何でもありません、それは生活の知恵です。目的があり、その目的に到達するために色々な道具を有効活用することは、人間に与えられた知恵なのです。

波動測定機器を何の目的で使うかが重要

 波動測定器においても、その測定器を何のために使うのか? その目的が大切なのです。
 自分自身の波動を調整して、健康な状態を維持しながら社会に仕事で貢献する目的で使うならば、それは十分活用していることになります。さらに、潜在意識の中に抱えているマイナスカルマをスムーズに解消して、意識のエネルギーバランスを整え、生まれてきた本来の目的に向かって人生を送るためのサポートをしてもらうために波動測定器を使うことは究極の活用法だと思います。

 このように考えた時に、道具を活用している時は、自分の意志で目的意識と責任感を伴って使っていることが分かります。ところが、目的もなく責任も持たないで、ただ闇雲に使っていたのでは依存していると言われても仕方がありません。

 前述のW女史の娘さんが、お母さんは波動測定器に依存しない方がよいと言った理由は何でしょう? 恐らく、それは娘さん自身が波動測定器の素晴らしさを知らないことと、波動測定器を必要な状態ではないことにあると思います。必要な状態ではあるけれど、理解していないために受け入れられないこともあるでしょう。

 いずれにしても、受け入れる状況が出来ていない人に無理やり押し付けても拒絶されるだけです。そのような時には、とにかく自分が明確な目的を持って有効活用しながら、光輝いて行く様子をそばで見てもらうしかありません。「お母さんって、どうしてそんなに光り輝いていつも幸せそうにしているの?」と娘さんから聞かれた時には、きっと自信を持って波動測定器の素晴らしさを説明してあげることが出来るでしょう。

人助けはお金をもらってはいけない?

 もう一つ、波動測定器にまつわる疑問を投げかけられたことがあります。これは私の兄弟からで、「波動測定器は素晴らしいと思うけれど、人助けをしているのにお金をもらっていることが今一つ納得いかない」という疑問でした。世の中の多くの人は、人助け=ボランティアと考えている人が多いと思うのですが、ボランティアだけが人助けでしょうか? 困っている人を助ける仕事は世の中に多々あります。

 たとえば、街中で経営している食堂やレストランは、お腹の空いた人に料理を提供しています。自分が着る服を買いたい人のためにブティックは、洋服を提供しています。目的地にはやく移動したい人のために鉄道会社は電車を走らせています。遠くにいる人とすぐに話をしたい人のために通信会社は電話やインターネットなどの通信網を配備しています。病気や怪我で困っている人のために、病院は治療を行ってくれます。これらの仕事をボランティアで行っている人はほとんどいません。さらにお医者様においては、お客様である患者さんにお礼を言うどころか、患者さんがお医者様にありがとうございますとお礼を言っています(これは余談ですが)。

 「お金をもらわない人助け=善行」、「お金をもらう人助け=商売(病院を除いて)」と考える傾向が世の中の人にはあるようです。そして、商売=お金儲けのようなイメージが潜在意識の中にあるのでしょうか。人が何かを行う時、その物事の本質を知るためには、行っている行為だけを見るのではなくて、それを行っている目的を理解することが重要になってきます。たとえボランティアであっても、それが売名行為で行われていたのでは、名誉欲がベースとなった行為になります。

 逆にお金をもらっていても、来てくれた人のために真摯に対応して、自分の出来ることを精一杯行っている人であれば、そこには隣人愛に溢れた行為があるのです。お金の受け渡しは現実の世界であり、お金を払っている方が偉い立場という考えが今までは強かった時代です。しかし、愛のエネルギーの受け渡しは心の世界であり、これからはこちらの世界の方が重要になって来るのです。支払うお金と同等、もしくはそれ以上の愛を受け取った時に、お金を払う人の方が「ありがとう」と言えるようになるでしょう。

 今までの時代は、現実世界において見えている情報だけで判断する人が中心でしたが、これからの時代は見えている世界だけでなく、見えないけれど感じられる情報で判断できる人が中心になってきます。そして、そのような判断が出来ることは、私たちが住んでいる宇宙のリズムに調和して行くことでもあるのです。心の眼を開いて本質を見ることができるように、みんなで智慧を養って行きましょう。まさに私が常日頃掲げている言葉、【真眼智慧】です。

◇ドルフィン通信

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