数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ
“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。
2012年7月号 掲載
進化した波動カウンセリング
先月号でも少し触れましたが、今回の全国主要都市における体験測定会を開催したことで、ご参加いただいた皆さまが、どの程度波動測定器についての知識をお持ちなのかが判ってきました。
「IHM WORLD」読者の皆様は、おそらく古くからの会員さんが多いと思いますので、波動測定器の使い方や理論については、江本会長の著書を読まれてご存じだと思います。
私も今から16年前に『波動の真理』を読んで、その内容に感激して波動の世界に足を踏み入れましたので、会員の皆様と同じような流れで、波動測定器について学んできたと思います。
その頃の私にとって、この世は物質として存在している世界だけではなく、その背景には目に見えない、波動というエネルギーの世界があるという考え方は、とても衝撃的な内容でした。
そして、その波動のエネルギーを測定して、乱れを修正することができること、波動の乱れが修正されることで、様々な病気や問題が解消されてゆくことは、まさに魔法のような話でした。
実際に、当時北品川にあった(株)IHMのオフィスを訪ねて、波動相談(当時の名称)を受けたのですが、その時作ってもらった波動水を飲むうちに、自分の心が軽くなり、いつも付きまとっていた「恐怖」の感情が和らいでくるのを感じたのでした。
その様な変化を自分で実際に体験してしまうと、波動の理論や波動測定器が本物であると確信せざるを得なくなり、しばらく(株)IHMのオフィスに足繁く通っていたのですが、訪問するたびにオフィスの空間を、世間とは隔離された異空間のように感じていたのです。
それほど、(株)IHMで行っていた波動相談の内容は、世間一般の常識とは違っていたと感じています。
そして、常識と違っていたからこそ、当時の世の中で多くの人が抱えている問題を解決できる可能性を見出すことができたのです。
それまでは、息が詰まるような閉塞感を感じながら毎日の生活を送っていた私でしたが、波動測定器の存在を知ってからは、希望の光に包まれたような幸福感を味わっていたのです。
その後ご縁をいただき、波動測定の仕事をするようになりましたが、時間の流れと共に時代は変化していきますから、波動測定の技術も当然それに伴って進歩しなければなりません。
私が波動測定の研修を受けていた頃、病気の根本原因はマイナスの感情波動だと教わりました。
その当時の考え方としては画期的で、まさに「病は気から」という昔からの教えが正しかったことを納得できたのです。
開業してからは、この考えに基づいて毎日の測定を行っていました。
ところが測定で拾い出した感情波動の情報をお伝えしても、ご本人にはまったく覚えがない感情が出てくることもあるのです。
当時はそれらの情報をどのように解釈してお伝えすればよいのか解らず、私自身も戸惑っていたのです。
感情というエネルギーを深く考察してみると…
そもそも、自分の感情は、一体どこから生まれて来るのでしょうか?
それは、心から生まれて来ていると考えられます。
本来のバランスがとれた心の状態であれば、そこからはプラスの感情が生まれてくると思うのですが、マイナスの性格とも呼べる心のクセがあると、そのクセによってマイナスの感情が生み出されてしまいます。
今までの世間の常識として、自分の性格は生まれ持ったものだから、変えることはできないと考えられてきました。
怒りっぽい、泣き虫、怖がり、心配性、嫉妬深い、消極的、人見知り、などマイナスの性格を持っている人は、その性格を変えたいと思っても変えることができず、一生それを抱えたまま生きなければならないと言われてきました。
でも、その性格、心のクセはなぜあるのでしょうか? それを調べて行くと、心理学の学問において、人の性格は潜在意識の影響によるところが大きいことが解ってきたのです。
つまり、人の心は潜在意識から生まれていたのです。
そして、潜在意識の中に記憶しているマイナスの情報が、心のクセ、マイナスの性格を作っていたのです。
波動測定を行った時に出てくるマイナスの感情波動には、自分が溜め込んだ感情、心のクセの情報、潜在意識の中のマイナス情報などの感情波動が含まれていたのです。
潜在意識は、自分で認識できない意識の領域ですから、その中に記憶されている情報には、自分では思い当たらない情報があるのは当然なのです。
人が感情を生み出す仕組みがここまで解ってきたことで、波動測定の技術も大幅に進化してきました。
以前の波動測定は、病気の原因であるマイナス感情波動を調べて、それを解消することで病気を改善させるという目的で行っていましたが、今は心のクセ、マイナスの性格、そしてそれらを生み出している潜在意識の中のマイナス情報までをも拾い出して、それらを解消していくための波動水を作ることで、その人の人生そのものが良い方向へ変化していく目的にまで高めることができたのです。
潜在意識の中のマイナスカルマ解消
私の著書を読まれた方は、潜在意識の中のマイナス情報とは、マイナスカルマのことだとお解りになるでしょう。
マイナスカルマには、大きく分けて家系カルマと過去世カルマがありますが、それらのカルマが解消されてゆくと、自分の意識の状態が変わってきます。
この変化の状況は言葉で説明した場合、頭では理解できます。
ただし、それよりも深く理解するためには、最後は自分で経験してみるしかないのです。
困難なことに遭遇したときに、自然と湧いていた恐怖心が湧いてこなくなった自分、周りの人たちから嫌なことを言われた時に、自然と湧いていた怒りの感情が湧いてこなくなった自分を経験してみてください。
人前で話をするのが苦手で、いつも恐怖を感じていた私が、今は普通に話せるようになりました。
そのような変化を自分で体験したからこそ、今の状態に対して幸福感を感じることができるのです。
人は出来なかったことが出来るようになり、自分が成長したと感じた時に、幸福感を味わえるのだと思います。
毎日の生活の中で、少しずつでもマイナスカルマを解消していれば、日々成長していき、毎日幸福感を味わって人生を送ることができると思うのです。しかも、波動カウンセリングを受ければ、5%の努力で潜在意識の変化を実現できるようになっているのです。
まだ、受けたことのない方は、ぜひ一度受けてみることをお薦めします。