数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ
“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。
2012年9月号 掲載
数霊セラピーサロン、成功への分岐点
先月号で、「KTS‐PRO」のオペレーター研修をご案内させていただきました。
おそらく、これから多くの方々からお問い合わせをいただくようになると思います。
私が「KTS‐PRO」を開発して、そのオペレーター研修を行っているのは、最終的に私と同じように、サロンを開いて波動カウンセリングを行ってくれる人を養成することが目的としてあります。
私自身も、16年前に(株)アイ・エイチ・エムで募集していた波動クリエイティブセンターシステムズ(HCCS)に申し込んで、オペレーター研修を受けて、サロンを開業しました。
その当時は、同時期に申込みをした人が大勢いたのですが、開業しても売り上げが伸びず、辞めて行く人も大勢いたのです。
なぜ、その当時のHCCSは上手く展開することができなかったのか?
私なりにその原因を考えてみますと、次のような要因が挙げられます。
①波動測定器の供給とメンテナンスが不安定であった。
②波動測定の技術が発展途上であった。
③サロンの運営指導を行う人がいなかった。
④波動を受け入れる時代背景ではなかった。
当時の波動測定器は、「MRAミレニアム」と言う装置でしたが、アメリカから輸入販売していたため、かなり値段が高かったことと、修理をするにもアメリカまで送り返さなければなりませんでした。
そして、オペレーター研修を社員の方たちから受けたのですが、それぞれの人が測定の手順を構築中であり、まだ発展途上にあったと思います。
そして、波動サロンとして経営していくためには、測定技術を磨くだけでは運営できません。
お客様に来ていただくための広告宣伝、そして接客およびアフターフォローなどのノウハウが必要です。
それを教えてくれる人もいなかった様に思います。
そして、最後に時代背景が波動を受け入れる状況ではなかったようです。
当時は、オウムの地下鉄サリン事件が起きた後でしたので、波動の説明をすると「オウムじゃないの?」と聞かれるような時代だったのです。
これだけ負の要因が揃っていれば、上手くいかなくて当然ということが分かりそうなものですが、これも実際に自分がやってみたから解ったことなのです。
そのような中で、今私のサロンは開業17年目に入りました。
波動カウンセリングの予約は一ヶ月待ち状態であり、独自の商品も開発され、オリジナルの測定器も開発することができ、支店も開設しました、卒業生のサロンも増えてきました。
みなさまに自慢するつもりではないのですが、同期のたくさんの人がサロンを閉店してきた中で、なぜ私のサロンは発展することができたのでしょうか?
ぶれない目標を持つこと
私の座右の銘は「継続は力なり」です。何事も続けていれば、何らかの結果が出てきます。
エジソンが電球の開発をしている時に、一万回失敗して発表の場に集まった人々を失望させたエピソードは有名ですが、彼は皆の前で堂々と「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を一万通り発見したのだ!」と言ったそうです。
その前向きな考え方とあきらめない意志の強さがあったからこそ、竹のフィラメントを使って光を放つ電球を完成させることができたのだと思います。
確かに継続しなければ何事も成すことはできないと思いますが、継続するにしても効率よく成功までたどり着いた方が良いと思うのです。
そのために必要なことは、最初の目標をしっかりと定めて、そこに向かってぶれないで進んで行くことではないでしょうか?
私が波動サロンを開設する際に立てた目標は、どのような悩みや相談事を持ち込まれても、波動測定器を使ってお客様の期待に応えることのできる手法を開発することでした。
波動測定器には、あらゆる可能性が秘められており、不可能なことは無いと私は思っていたのです。
そのために必要な手法を開発するには、どうしても波動コードの法則を解明する必要がありました。
サロン開設当初から、そのことを意識して、いつも波動コードのことを考えながら仕事をしてきたのです。
そのような全くぶれることのない目標を、いつも意識しながら16年間仕事をしてきました。
それと、前職で営業の仕事をしていた経験が、大いに役立ちました。
営業所長や支店長代理などの役職に就いて仕事をしていましたので、営業戦略や在庫管理、顧客管理、売上管理、経理など、会社という組織の中で必要な業務をすべて経験していたのです。
波動サロンの運営も営業所の運営もほとんど同じですので、その経験が生きてスムーズな経営ができたのだと思います。
そして現在、当社において数霊セラピーサロンの展開を進めていますが、波動サロンの展開には大きなリスクが伴います。
それでもその展開を進めていくのは、今こそ条件がすべて揃った時であり、世の中の人たちに求められている時だからなのです。
①国産の安価な波動測定器(KTS‐PRO)が開発された。
②数霊セラピーの測定手法が確立された。
③サロン運営の経験に基づいて指導できる。
④人々の意識が大きく変わり始める時代になってきた。
3・11の震災以降、世の中の人々の意識は大きく変わり始め、目に見えないものの重要性を認識し始めた人が急激に増えてきたと実感しています。
おそらく、波動カウンセリングの潜在的な需要は、相当数あると思うのですが、一人の測定に2時間近くかかってしまいますので、たくさんの人が予約を申し込まれても対応できないのが現状なのです。
今は少しずつサロンを増やして行きながら、少しずつ宣伝をして行くことを進めています。
需要を少しずつ掘り起こしながら、供給体制を徐々に整えているところなのです。
モデル店も営業中
現在、広島県福山市において、当社の支店である福山サロンを営業しています。
このサロンは2010年4月14日にオープンしました。
その後の数霊セラピーサロン全国展開を念頭に置きながら、モデル店としての位置づけで開業準備から備品購入リスト、そして運営計画など詳細なデータをまとめてあります。
おかげさまで、開業以来トータルで黒字経営の状況です。店長さんにも頑張っていただき、良い状態を維持できていると思います。
お近くにお住まいの方で興味のある方は、是非一度訪ねてみてください。そして、自分も波動サロンを開業してみたいという思いのある方は、IHMドルフィンまでお問い合わせください。