数霊システム&波動カウンセリング

◇波動で人生にミラクルを![20]

数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ

“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。

機関誌 『I.H.M. WORLD』
2013年1月号 掲載

身体の仕組みを数霊で解釈する

皆様、明けましておめでとうございます。
今年一年、皆様の健康を祈願して今回は身体の仕組みについてお話いたします。

私たちが住むこの宇宙の法則を、的確に表現している理論に「陰陽五行論」があります。
宇宙のあらゆる場面において、陰と陽の相対的なバランスを見つけることが出来、そしてそれがさらに分化されて五行となって現象が生じていることを説明している理論です。

波動カウンセリングを受けに来るお客様は、病気や悩み事など何らかの問題を抱えている人がほとんどです。
一番多い悩み事は、身体の病気に関するご相談ですが、病気とは何かを知るには、身体の部位や臓器、それぞれの仕組みや役割を知ることが一番の基礎になります。

その中でも重要なのが、五臓六腑と呼ばれている臓器の働きですが、それらの働きを知るには、生命活動を行う中での大きな二つの活動について勉強すると大変解りやすいようです。

生命活動における大切な二つの柱とは?

人が身体を使って行動することを自動車に例えてみると、その仕組みが解りやすくなります。
自動車が走るには、ガソリンをタンクに入れて、そのガソリンをエンジンの中で燃焼させ、エネルギーを動力に変えてタイヤを回して走ります。
私たち人間は、ガソリンを飲むわけには行きませんので、食物を食べてそれを消化して栄養を吸収し、ガソリンの代わりにします。
そして、身体の中に蓄えた栄養を燃焼させ、熱に変換して活動をしているのです。
このような仕組みを見た時に、私たちの生命活動においては、大きく二つの活動があることが分かります。

  1. 食べ物を消化、吸収する働き
  2. 栄養を燃焼する働き

この二つの働きが合わさり、人は活動できるのです。

1、の消化、吸収について細かく見てみましょう。

これに関わっている臓器は、肝臓、膵臓、胆嚢、胃、腸があります。
食べたものは、まず胃に蓄えられて胃液で溶かします。
この時の胃液はPHが1~2の強酸性なのです。
食物を溶かした胃液が、そのまま十二指腸から小腸に流れて行くと腸壁が溶けてしまいます。

そこで登場するのが、膵液と胆汁です。
膵臓から分泌される膵液と胆嚢から分泌される胆汁は、PH11~12の強アルカリ性です。
これらの液が十二指腸に分泌されて合わさることで、強酸性だった消化物は中和されて、PH7の中性になるのです。

そして、小腸、大腸を通りながら養分が吸収されて行きます。
食べ物を消化吸収する身体の仕組みに、酸、アルカリという「陰陽」の仕組みが使われていることに、私たちの身体は宇宙の法則が司っていることを窺い知ることができます。

ちなみに、膵液と胆汁が強アルカリ性なのは、カルシウム分が多く含まれているからなのだそうです。
そのカルシウムは、怒りや恐怖などのネガティブな感情の影響を受けると固まってしまいます。

これが、カルシウム沈着という毒素であり、結石の原因になります。
膵管や胆管が結石で詰まってしまうと、十分に膵液、胆汁が分泌されなくなり、十二指腸が胃液で溶けてしまいます。
それが十二指腸潰瘍と呼ばれる症状ですが、急激に怒りや恐怖などのストレスを溜め込むと、急性十二指腸炎の原因にもなるので、ストレスは上手に発散した方が良いでしょう。

人体も「陰陽」バランスで出来ている

2、の栄養を燃焼する働きには、肺や心臓が関わってきます。
食べ物の栄養はブドウ糖として腸から吸収され、血液中に入ります。
そのブドウ糖を燃焼させて熱(カロリー)を作るために、呼吸をして酸素を体内の血液中に取り込むのです。

そして酸素を十分に含んだ血液を身体の隅々まで送り届けるのは、心臓の働きになります。
肺と心臓はどちらも自律神経に支配されており、「陰陽」のコンビとして活動しています。
この時、酸素を運ぶのは赤血球の中のヘモグロビンと呼ばれる鉄分です。
鉄は酸素と繋がりやすく、また燃焼後に発生する二酸化炭素とも結合します。

このようなヘモグロビンの酸化、還元作用も「陰陽」の働きです。
そして、そのような血液を浄化する働きを、肝臓と腎臓が行っています、この両方の臓器も「陰陽」の関係にあります。
肝臓は血液中の毒素や古くなった細胞をろ過、分解する働きをしています。
たとえば、酸化・還元を繰り返している赤血球は、次第に古くなってきます。
古くなった赤血球は十分に酸素を運べなくなり、本来の働きを十分に果たせなくなります。

そこで肝臓が古い赤血球を分解するのです。
肝臓や腎臓の働きが低下していると、古くなった細胞を分解できないので、新しい赤血球を作ることもできなくなります。
すると、十分な酸素を血液中に取り込めなくなり、体内での燃焼が起こりにくくなります。
この状態が、冷え性、低体温、疲労感、息苦しさ、不眠などを招く原因になります。

また、血液中には様々な細胞や成分がありますが、健康な人の血液はそれらのバランスが取れている状態だと思います。
先ほどの膵臓は、十二指腸につながっている膵管が詰まってしまいますと、膵液だけではなくて血糖値を調節するインシュリンが不足してしまい、血糖値が高い状態が長引いてしまいます。

つまり、血液成分の陰陽バランスが崩れてしまうのです。
すると、その影響が一番現れるのはリンパ球のようです。
リンパ球はナチュラルキラー細胞と呼ばれている細胞のひとつです。
外部から体内に入ってきた外敵をいち早く見つけて攻撃する細胞です。
血液のバランスが崩れることで、リンパ球などが働く免疫のバランスも崩れてしまうようなのです。
そして、花粉症、鼻炎、アレルギー、アトピーなどの症状が出てきます。
すべて、身体の陰陽バランスの崩れから生じてくるのです。

身体の働きには、他にもさまざまな所に「陰陽」のバランスが活用されていますが、このような仕組みは西洋医学では解っていない部分も多々あるようです。
波動カウンセリングの仕事を通して、身体の働きを「陰陽論」で解釈して行く中から解ってきたことがたくさんあります。

数霊の法則は「陰陽論」が土台になっていますが、私たちの身体においてもその法則が普遍的に活用されていて、身体が存在している3次元が一番の基本となります。
何卒、お正月の食べ過ぎ、飲み過ぎにはご注意を(笑)!

◇ドルフィン通信

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