数霊マイスター・ヨッシーの連載エッセイ
“万物は数で出来ている” 事実に気づき、数霊セラピーシステムを開発した、有限会社 I.H.M.ドルフィン 吉野内聖一郎(ヨッシー)の、機関誌 『I.H.M. WORLD』に連載したエッセイ。
2011年9月号 掲載
手動測定とコンピューター自動測定の違い
(株)アイ・エイチ・エムと言えば、波動測定器MRAですね。
江本代表には「水の結晶写真だよ」と言われそうですが、私個人の思いとしては、やはり波動測定器MRAなのです。
16年前にMRAのことを知り、波動相談を受けるために、当時北品川にあった(株)アイ・エイチ・エムのオフィスを初めて訪れた時のことは、今でも鮮明に覚えています。
そして、測定ブースで波動測定をしてもらい、作っていただいた波動水は、私にとってまさに魔法の水でした。
「この波動水を飲むことで、自分の抱えている問題を解消してゆくことができるのだろうか?」
期待と不安の入り混じったその時の気持ちを今でも思い出します。
そして、その波動水を飲みながら、身体の不調な部分が改善されてきたり、心の中に抱えていた恐怖心が和らいできたのを感じた時に、波動
測定器の素晴らしさ、波動水のすごさを実感することができたのです。
今では私も、多くのクライアントさんに対して波動カウンセリングを行い、波動水を作らせていただいておりますが、クライアントさんも、同じような気持ちで飲んでいるんだろうなと思うのです。
自分に必要な波動情報を転写した、自分専用の波動水を飲んだだけで、不調な部分が改善されて、心の状態さえも変えることができるのですから。
「何で水を飲んだだけで良くなるの? 本当かな?」と言う思いは最初ありましたが、自分で試して変化を感じてしまうと、否定のしようがありませんので、あとはそのメカニズムを調べてみたくなります。
波動水がすごいのは、水の特性を上手に生かした使い方にあると思います。
そして波動情報をきちんと調べることのできる、波動測定器の存在がとても大きいと思います。
さて、その波動測定器ですが、(株)アイ・エイチ・エムで当初扱っていたMRAは、オペレーターが操作しながら、装置から出てくる音を聞いて情報を拾い出すタイプの、いわゆるマニュアル式測定器です。
現在の(株)アイ・エイチ・エムで使っている装置は、波動アストレアと数霊セラピーシステムになりますが、これらはどちらもコンピューターの自動測定装置になります。
私は15年前からずっとMRAを使って波動カウンセリングを行っております。
そして、MRAコードの研究から、数霊セラピーシステムを開発しました。
この数霊セラピーシステムを使っているユーザーさん達と、時々勉強会を行うのですが、自動測定装置を最初に手に入れた方の場合、マニュアル式測定器のことをまったく知らないままその装置を使っているので、波動測定の醍醐味を知らない方がほとんどであることに気づかされました。
波動測定器を扱ったことの無い方にとっては、どちらのタイプも同じような波動を測定する装置にしか見えないと思いますが、両者の間には大きな違いがあるのです。
手動測定とコンピューター自動測定の違い
たとえば、部屋の掃除をしようと思ったときに、自動で掃除をしてくれるお掃除ロボットがあります。
出かけている時にでも、スイッチを入れておけば部屋の中をきれいに掃除してくれます。
ただし、部屋の角やこびりついた汚れなどにはどうしても手が届かないようです。
器械が自動で行えることには限界がありますので、部屋の角やこびりついた汚れをきれいにしたい時は、ほうきと雑巾を用意して人の手で掃除する必要があるのです。
他にもたとえば、マッサージ器とマッサージ師さん、寿司ロボットと寿司職人、パン焼き器とパン職人、などの違いに例えることができます。
器械が自動で行うことは、長時間安定した品質で行えます、ただし一流のプロ職人の技術には及びません。
反対に人が行うことは、一流のプロになれば細部にまで渡って気持ちを込めた、満足度の高い仕事ができます。
でも、器械のように長時間連続して行うことは出来ないし、その時の体調によってある程度のムラが出てきます。
ましてや、まだ修行中の新人であれば、器械の技術に及ばないこともあります。
つまり、コンピューターの波動測定器は、誰でもが簡単に使いこなせて、一定レベルの効果を出せる装置であり、たくさんの人を短時間で測定できる長所がある装置なのです。
それに対して、MRAなどのマニュアル式波動測定器は、技術のあるプロが使うことで、コンピューターの測定では拾い出すことのできない、精妙な領域の波動情報を拾い出せる装置なのです。
ただし、測定を行うには時間がかかり疲れます、そして使いこなすには練習が必要であり、誰でもが簡単に使える装置ではないのです。
私は、15年間MRAを使って波動の測定を行ってきましたが、常に自分の波動水を飲みながら、測定の練習を続けてきました。
MRAから出てくる音の聞き分けをずっと続けてきたのですが、その日の体調によって音の聞こえ方が違っており、体調の良い日の方が音の反応が鮮明に聞えてくるのです。
そして、自分のエネルギー状態が整ってくると、それまで聞えていなかった音が聞こえてくるようになったのです。
つまり、自分の波動の乱れが少なくなり、エネルギー的にピュアになれば成る程、他の人の波動の乱れを認識しやすくなれるのです。
マニュアル波動測定器のオペレーターは、いわば職人や芸術家、もしくは修行僧と同じであり、自分の意識を使いながら感覚的に情報を拾い出し、クライアントさん専用の波動水を自分の作品として制作しているのです。
数霊セラピーシステムユーザーさんから、ある時相談の電話をいただきました。
それは、数週間前から花粉症の症状が出ており、数霊セラピーシステムで測定して波動水を飲んでいるのだけど、一向に改善しないとのご相談でした。そこで、私がMRAを使って測定をしてみると、鼻炎、上顎洞、アデノウィルス、尿細菌、炎症、心配不安、父親などのコードが、根本原因として出てきました。
これらの情報を見てみると、一番深い所で影響していたのは、お父さんの感情波動である「心配・不安」だったのです。
これらのコードをパイロットコードとして、数霊セラピーシステムで自動測定した波動水を飲み始めたところ、翌日から花粉症の症状はピタッと治まったそうです。
この体験から私は、マニュアル波動測定器による測定で、その人に必要なコードを拾い出せること、そして必要なコードを的確に選べば、コンピューターの測定でこれだけの結果を出せることを実体験でき、どちらの波動測定器もそれぞれの長所を上手に活用することで、さらに素晴らしい体験をすることができるのだと思いました。